私の世界観 27. ゼロベースで考えたら、何も生まれなかった・・・

細胞の元気が、仕事の元気!

元気企業コンサルタント 千原康裕の世界観 ブログ

~笑顔で元気に働き、豊かさとつながりを楽しむ大人で世界をいっぱいに!~



おはようございます!

元気企業コンサルタントの

千原康裕です。




「お前、会社辞めたら?」


「お前の人生だ、自由に好きなように生きなさい」


(リストラじゃないですよー)



優しく温かく見守り、


人の成長、

羽ばたきを

尊重・支援してくださる


社長とパートナーとの

対話を経て決意した

独立・起業。




今日のテーマは、

ゼロベースで考えたら、何も生まれなかった・・・

をお送りいたします。




俺、独立します!


社長に

そう宣言したものの、


その段階で

独立起業に向けた

事業アイデアが

あったわけではありません。


すでに気持ちが

羽ばたこうとしているのに


その場に留まりながら

起業準備することを

良しとは出来ませんでした。



何で起業するか?


考えたかったのですが、


退職するにあたり、

引継ぎをしっかりすること。


お世話になったお客様に

しっかりとお礼のご挨拶を

させて頂くこと。


ここに集中しないと、

どうにも思考が定まらない・・・


そんな感じです。



どう生きるか?

「自分の意志で生きる」

と決断しましたが、



「どのように生きるか?」

は、暗中模索・・・




ちょっと、ビビります。


やべっ!俺、大丈夫かな?




無意識のつぶやきが、

道を引き返せと

ささやきます。




奥様にも、

独立します

と伝えたら、


そう、頑張って!

私は応援するから!

家のことは大丈夫だから!

苦楽を共にし、

二人目の子どもを身ごもっている

身重な奥様は

笑顔で私を応援してくださる。




あかん、泣けてくる・・・




身心に

猛烈なエネルギーが

湧きあがります。

何が何でもやってやる!

絶対成功するぞ!



引継ぎが終わるまで、

思考が定まりません・・・



独立宣言から2か月で

引継ぎを終え、

無事会社を卒業。




さぁ、何するか?




理念経営コンサルティングの

キャリアを生かして、

同じ業態で起業・・・

そんな感覚はありませんでした。




ゼロベースで考えてみよう!


*この時点で、ノーアイデア・・・

 お勧めしません。この起業のステップは。




そうだ!


情報収集しよう!



商工会議所の創業塾へ参加しーの、


ご先祖様のお墓参りをして報告しーの、


ハローワークに失業保険の申請をしーの、


本屋さんでそれっぽい本を読みーの、




思考に明け暮れる日々・・・





なーんにも浮かびませーん!




おいおい!大丈夫か俺!?



無意識のつぶやきが

自分を追い立てます。



自宅にいると

元気な子供と

愛する奥様の存在が気になり、


車に乗って、

外に出かけます。


カフェなどに行くと、

お金がかかるので、


近所の田園地帯に

車を停め、


読書と思考の日々・・・



俺に出来る事は何か?


俺がしたいことは何か?


・・・・

・・・・

・・・・


ちーん、さっぱり出てこない・・・




俺って、こんなんだったっけ?


猛烈な不安感が襲ってきます。




田園地帯(田んぼ)から見える

電車を見つめます。

あの電車には仕事に行く人が

たくさん乗っているんだろうなー。



仕事があるって、良いなー。


毎日行く場所があるって、良いなー。



社会と関わっていない気がして、


生産活動に関わっていない気がして、


すごく孤立感を味わいます。




自分に役割があること。


人のお役に立てる、何かがあること。


誰かに必要とされること。


「仕事は人を幸せにするためするもんだ」




働けることの尊さを

めっちゃ味わいました。



しかし、

ゼロベースで考えよう・・・


広い視野で考えるみたいな感覚でしたが


何にも出てきませーん。




人に歴史あり、

と言いますが、



縁あって、商社に入社し、

縁あって、理念経営塾に参加し、

縁あって、理念経営コンサルティングの世界に入った。

岐路に立った時、

人は常に最善の決断をしている。


自分に無いものを探すのではなく、

自分に有るものの価値を認める。



お世話になった沢山の先輩経営者さんの

アドバイスがよみがえってきます。




そして、

世界中に衝撃をあたえた

あの出来事が、


起業への

決意とアイデアを

固めさせてくれました。



つづく。

人を幸せにする理念経営を探求する

「人を幸せにする理念経営」をテーマに、日々の気づきや学びを共有できれば幸いです。