細胞の元気が、仕事の元気!
元気企業コンサルタント 千原康裕の世界観 ブログ
~笑顔で元気に働き、豊かさとつながりを楽しむ大人で世界をいっぱいに!~
おはようございます!
元気企業コンサルタントの 千原康裕です。
大規模なセミナーを
皆さんの協力で実現しても
受注ゼロ行進の日々・・・
じわじわと 意識し始めた
東京撤退。
今日のテーマは、
東京撤退の危機 ②
をお送りいたします。
今日の内容は
書こうかどうか
随分悩みましたが、
この体験があったからこそ、
今の自分があるという
大きな気づきなので
勇気をもって シェアしたいと思います。
誰が悪いわけではなく、
すべての現実は 自分が招いたこと
という学びです。
受注が無ければ
経営の状態は
どんどん悪化していきます。
東京の事務所代
活動経費
私の給与・・・
名古屋と東京で
連絡を取りながら
日々改善と実行を 繰り返す。
塾生の社長さんのご紹介
経営者団体でのセミナー
自主開催のセミナー
いろいろ実行しても
結果が出ません。
このサイクルに陥ると
犯人探しが始まります。
何をやっているんだ。
なぜセミナーを実施しても
結果が出せないのか?
このままじゃ、 東京撤退だぞ。
倒産の危機から
救ってもらった
大恩ある先生からも
厳しい指摘を 頂くようになります。
その時、 現場で起きていたこと。
それは、
セミナーの内容に対する
受講者さんの反応が
あまり良くなかった・・・ のです。
後日訪問し、面談した際も
「とても勉強になりましたが・・・」
「理念が大事はわかるけど・・・」
「あの先生が言っていることは、理想論だよ」
受講者さんに
必要と思って頂けていない。
そのような気づきや価値を
セミナーで提供出来ていない。
だから、
経営塾に行きたいと
思って頂けていない。
だから、 受注につながらない。
私も
先生が悪い・・・
という思考に陥っていました。
塾生である経営者さんに
そのことを相談しました。
そして頂いた助言です。
君が本当に先生のことを
大切に思っているのならば、
恩を感じているのならば、
今、君が思っていること。
今、君が感じていること。
今、起きている事実の反応を
先生に伝えることが誠意じゃないのか?
誰が悪いわけではないんだよ。
起きている現実に
誠意をもって対応すれば良いだよ。
******************
【誠意】 (デジタル大辞泉の解説)
私欲を離れて 正直にまじめに 物事に対する気持。
まごころ。
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少し救われた感じ がしました。
しかし、なんて言おう・・・
迷い続けます。
ある経営者さんに
教えて頂いたことを思い出しました。
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【良い組織とは】
言いたいことを
言いたいときに
言いたいように
言い合える のが 良い組織だよ。
言っても良いという 安心感 がないと
人は、言いたいことが言えないんだよ。
******************
言いたいことを言ったら、
なんて言われるんだろう・・・
責められるんだろうな・・・
不安で 伝える勇気が
ありませんでした。
自己保身におちいり
誠意をもって対処する
勇気が持てませんでした。
時間だけが 過ぎていきます。
私だけでなく
経営塾の職場全体の雰囲気が
どんどん沈んでいきます。
沈んでいく雰囲気の中、
言いたいことも言わず、
様々なことに対する
不信感だけが 募っていきます。
お前、そろそろ卒業したらどうだ?
信じることが出来ない場所に居続けて
誠意を果たすことも出来ず、
お前は何をしたいんだ?
お前はお前の意志で
生きていくことが
誠意なんじゃないのか?
塾生である経営者さんに
そう言って頂けたときに
私の心の引き金が
ガチンと降りたことを
強く記憶しております。
またしても、
人の評価を 気にしておりました。
そんな状態・テンションで 行動すれば、
その状態・テンションに 見合った
現実を引き寄せる。
元気のない状態で 行動すれば、
それに見合った 現実を引き寄せる。
心に
誠意という
太陽を持ち続けろ。
すべての現実は
自分が引き起こしたことだ。
すべては、写し鏡。
正々堂々、
誠意をもって ことにあたれ。
大切な教訓は
何度も何度も訪れる
現実から 学ばせて頂きました。
そして、 重要な判断をする
経営会議の日が やってきました。
誠意をもって、
感謝を込めて、
思っていること。
お伝えしたいことを
勇気をもって お伝えしました。
叱られました。
感謝して頂けました。
そして、決まった 東京撤退。
そのまま居座ることは
出来ませんでした。
稼げない社員が
名古屋に戻って
給料をもらい続ける。
あり得ません。
「卒業させて頂きます。
貴重な学び、
貴重な体験をさせて頂き
ありがとうございました。
本当に感謝しております。」
すべての現実は
自分が引き起こしたこと。
自分の現実は
自分で打開しろ。
正々堂々、
誠意をもって
言いたいことを
言いたいように
言いたいときに
言い合おう。
これから桜が咲き始めるという
早春の決断でした。
つづく。
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