細胞の元気が、仕事の元気!
元気企業コンサルタント 千原康裕の世界観 ブログ
~笑顔で元気に働き、豊かさとつながりを楽しむ大人で世界をいっぱいに!~
おはようございます!
元気企業コンサルタントの
千原康裕です。
大興奮の長野冬季五輪に関わることもでき、
春の雪解けと共に
いよいよ家業を継ぐ修行に入る私。
今日のテーマは、
誰よりも早く現場に出て、誰よりも遅くまで働け!!
をお送りいたします。
夢のような時間をスキー場で過ごし、
いよいよ父の会社に入社します。
昔から知っている社員さんの顔。
お年玉をもらったことがある
ベテランさんばかりです。
今日から一緒に仕事をさせて頂きます。
よろしくお願いします!
元気に挨拶して、
スタートしました。
修行・・・
わかっていたつもりですが、
想像以上にきつかったです。
何がきつかったか?
それは、
父のプレッシャーです。
おい! これやれ!
おい! 早くしろ!
おい! ぼさっとするな!
おい! 言われた通りやれ!
おい! 何やってるんだ!
おい!
おい!
質問したら、
ごちゃごちゃ言ってないで、やれ!
なんでこんなに厳しく、
つらくあたるんだろう?
だんだん、
ムカついてきます。
今思い出してもムカつきます(笑)
社長とは親子の関係ですから
甘やかすと周りの人に対して
示しがつかないこともあったと
理解はしているつもり。
「いいか!
誰よりも早く現場に出て、
誰よりも遅くまで働け!!」
言われてることは正論。
でも、受け入れがたい何かがあります。
胃やみぞおりのあたりが
ぎゅーっと締め付けられる思いです。
こいつ、ムカつくなぁ。
今、思えば、
この体と心の反応はとても大切です。
本能が危機を感じて、
防衛反応を示しているのです。
本能とは、生存本能です。
生きるために自分を守ろうとするという衝動です。
「仕事はそんな甘いもんじゃねぇんだ!」
胃のあたりが、ぎゅー。
肩や首がカチコチ。
「おい!早く現場に行け!」
「おい!残業しろ!
「おい!日曜日も休まずやれ!」
おい・おい・おい!って、
うるせんだよー!!!
なんで、
この人はいつも怒っているんだろ?
体育会出身のおかげか、
先輩には逆らってはならないという
プログラムが入っているおかげで、
我慢して従っておりましたが、
人には限界があります。
あ”-!
意味わかんねぇんだよ!
もうちょっと、言い方があるだろ!
俺は奴隷じゃねぇんだ!
何度もキレました!
キレているから、
私の発言も言語意味不明。
□△×◇〇* !!
周りの社員さんの前で
見せた醜態・・・
だって、我慢ならなかったんだもん
だって、ムカつくんだもん
だって、
だって、
「誰よりも早く現場に出て、誰よりも遅くまで働け!!」
期待を込めて、
その人の成長を誰よりも願い、
渾身のアドバイスとして発する言葉も、
それ以前のプロセス。
相手との関係性がどんな状態かで
受け取り方は変わります。
相手を全否定し、
自分の意のままに動かそうとすること自体が
傲慢です。
あなたは
傲慢な態度をする人と接した時に
何を感じますでしょうか。
本能が反応すると思います。
自律神経と言い換えることもできます。
自律神経は、二つの働きがあります。
一つは、交感神経。
もう一つは、副交感神経。
交感神経は緊張を司どり、
副交感神経はリラックスを司ります。
交感神経は、
別名、
闘争と逃走の神経
と呼ばれます。
戦うか逃げるか、
つまり生き延びるために
瞬時に判断するのです。
社長である父は、
本当に一生懸命働く人でした。
会社を、
社員を、
家族を守るために
一生懸命働く人でした。
とても素晴らしい人です。
ですが、
それまでのプロセスで、
全否定のコミュニケーション。
人を追い詰めるコミュニケーションを
取り続ければ、
当然自律神経は緊張し、
戦うか逃げるかの本能が作動します。
要は、
相手のことが
好きではない。
相手のことが
嫌いになってしまう。
この状態で
信頼関係なんて
作れるわけねぇーだろ!
となります。
しかしながら、
後継者として宣言した以上、
じゃぁ辞める!
と軽々しく発言出来るわけもなく。
えらいところに
来てしまったー!
前の商社は楽しかったなー。
夢で、
その商社に再就職したしたシーンが
記憶に強烈に残ってます。
親子であっても、
親子なら尚のこと、
関わる周りの人とはさらに、
土台となる信頼関係が大切。
その信頼関係を育む
向き合い方
接し方がとても大切なことを
この時の体験から学びました。
今、振り返るとですよ(苦笑)。
当時は、怒りに反応して
こちらも怒り狂っていましたから。
陰で悪口言いまくっていましたから。
「みんなつながりを求めている」
「相手を優しく丁寧に接する」
「そのために、自分を優しく丁寧に扱う」
こんな概念と出会うのは、
まだ10年以上先のことでした。
つづく。
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