あなたはなんらかの決断や行動を起こすとき
どんなことを基準にしていますでしょうか。
好きなこと
叶えたいこと
実現したいこと
やりたいこと
手に入れたいもの
問題になっていること
悩んでいること
痛みを感じていること
私は先日インフルエンザにかかってしまいました。
３９．８度の熱が出て、全身は硬直し痛い。
しかも、日曜日・・・。
やばいな。
これでは週明けの大事な案件に支障がでる。
体の痛み（発熱・悪寒・筋肉の硬直）
心の痛み（仕事のこと・家族のこと・ビジネスパートナーのこと）
この痛みを解消するために、即休日診療に行きました。
決断力とか、意志力なんて次元ではありません。
体と心の痛みを取り除くために、
すぐ行動していました。
大袈裟に聴こえますでしょうか（笑）
人は行動する際には
二つの基準でしか
判断しないと言われております。
それは、快か不快か です。
その物事が自分にとって
快をもたらすものか。
不快をもたらすものか。
動物としての生存本能で嗅ぎ分けています。
今日のテーマは
「痛みは先送りできない」です。
人は快を好み、不快を嫌います。
では快ばかり選ぶのかというと
そうではないのです。
例えば、旅行に行きたいとします。
旅行をイメージすると
とても楽しくて快な感情が生まれますよね。
旅行に行くための費用と時間と条件が
整えば行動すると思います。
しかし、
時間が取れるかな・・・
費用はどう工面しようかな・・・
などと考えると行動せず先送りします。
先送りしても、
すぐに大きな影響が
自分には起きないからです。
自分にとって「快」であっても
行動を先送りできるのです。
一方「不快」の場合は
そうはいきません。
先ほど、インフルエンザのお話をしましたが
不快な状態は一刻も早く取り除きたいので
人はすぐに行動を取ります。
「痛み」は
行動する理由・動機が強いのです。
不安を煽るのではありません。
不安を取り除くのです。
マーケティングの世界では
欲しいものより、
要るものの方が手に入りやすい
とも言われます。
人が行動をするとき。
強い意志力をもってことにあたるとき。
「痛み」は、大きな力を与えてくれます。
世の中を良くしたい！
とても素晴らしい動機です。
ですが、
世の中の〇〇という課題を解決し、
世の中を良くしたい！
〇〇という痛みを理解しているからこそ
実践者に強い決意と行動力を生まれます。
なぜ、痛みを取り除こうとする実践者に
強い決意と行動力が生まれるのか？
私がお世話になっているメンターは
こう言います。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
それは、
発想の源泉が「愛」だからだよ
不満や不安からの発想ではないんだよ。
「愛」を動機に社会の痛みを取り除こうと
ビジネスを展開する人には
大きな応援団が現れる。
〇〇という痛みを理解しているからこそ
〇〇という痛みを感じている人の賛同を得るんだ。
大きく成長するビジネスとは
そのようなものだ。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
このお話を聴いたときは
私の心が大きく動きました。
「胸が熱くなりました」
メンターにそう発言したところ、
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
その反応が大事なんだよ。
頭ではなく、心が反応するんだ。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
とコメントを頂きました。
人は痛みを先送りできない。
愛を動機に社会・人の痛みを取り除く。
私は
仕事における人のパフォーマンス向上
組織の信頼関係の向上
に関わっておりますが、
一人一人の働く大人の
体とこころの痛みを取り除き、
人と組織・社会の幸せに貢献したい
と主張したところ
あらたな出会いが沢山生まれ
あらたな事業機会の創造にも恵まれました。
昨日東京で開催した
コンディション・マネジメント体験セミナーに
大阪からコンセプトに反応してくださった方が
お見えになりました。
「大きな応援団が現れる」
を実感した夜になりました。
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