あなたは、
日々、自らのやる気を高めるために
どんなことをしていますか。
やる気が漲っているときは、
すべてが実現可能に思え、
集中力が高く、
時間も忘れて没頭する。
このような経験を
人生の中で何度も体験されたことが
あるのではないでしょうか。
「いつもその状態が続けば苦労しないよ!」
そう思われるかもしれません。
私もそう思っていました。
ですが、ある概念との出会いが
私の前提や企業研修の現場で
直面していた課題解決の引き金となりました。
私は、これまで
3000人以上の経営者の方とお会いし、
1000日以上の企業研修の現場を見てきました。
企業研修の目的は、
社員さん一人ひとりに成長の機会を提供し
お仕事で活躍していただくため。
つまり、個人と組織の業績向上です。
その目的の実現に向け、
・モチベーション
・コミュニケーション
・リーダーシップ
・目標達成
・ビジョン発想
これらをテーマに扱っていました。
しかし、課題がありました。
これら前向きさを促す研修プログラムは
元気な人にしか機能しないという現実です。
ここで言う元気な人とは、
体の調子もよく、人間関係に恵まれ、
仕事の調子も良い、尚且つお金の巡りも良い。
こんな感じの人です。
あなたをふくめ
あなたのの周りに
こんな感じの人がいるのでしょうないでしょうか。
このように元気の方は
既に前向きなので、
あらゆる学びの機会を
自分のものにしていきます。
一方、研修現場では
こんな方もお見えでした。
・こんな研修に意味はない
・私より私の上司が先にこの研修を受けるべきだ
・既に頑張っているのに会社はもっと頑張れと言うのか
こんな主張をする方々に対して、
・人は疲れていたら誰でもイライラするし反発の気持ちをもつ
・考え方でも素養でもなく、肉体的・精神的な疲れのせいだ。
この概念との出会いが、
これまで私が抱えていた研修現場の課題を
解決する光明となりました。
やる気が出ないのは
社員さん一人ひとりの考え方や素養・性格のせいではない!
肉体的・精神的な疲れのせいだ!!
疲れと人の反応の例として
・感情の起伏が激しく怒りっぽい人は「肝臓」に疲れがある
・本音と建て前を使い分け、感情を抑え込む人は「胃」に疲れがある
治療の世界では、このように言われております。
心身不調のすべての根源は、
血液の汚れと血流の乱れにある。
その結果、
細胞の代謝が下がり不調個所にサインとして現れるのです。
その不調により、
イライラしたり、仏頂面や無表情になったり、倦怠感、憂鬱
物事が面倒くさいと思ってしまう反応をするのです。
これらの反応は
生存本能として不調なコンディションから
命を守る反応なのです。
そのような疲れを訴えるコンディションの方に、
やる気を出せというのは
さらなるストレスを与える。
やる気が出ないのは疲れのせいだ!
肉体的・精神的に
元気になるための
なんらかの機会があれば
人は誰でもイキイキと前向きに
物事に向かっていく。
元気があればなんでもできる!
逆説的ですが、本質的だと確信しました。
こんな気づきからスタートした
コンディション・マネジメント研修は
多くの方に喜ばれています。
・私の上司より先に研修受講が出来て良かった(笑)
・理論とスキルに加え、体感が伴うのは驚きだ
・ベルトの穴が3つ縮まりました!
・長年悩んでいた肩こりが解消されました!
・2か月半で8キロ減量しました!
自分の体の調子が良いと感情も前向きな感情を発火させます。
体や心の調子の良さは、生存本能から見て優位な状態です。
そうすると、表情が柔らかくなり
人に対して穏やかに反応できる心のゆとりが生まれるのです。
やる気が出ないのは疲れのせいです!
肉体的・精神的なコンディションを高めていくと
社会的なコンディション(人間関係・経済)も高まります。
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